文章表現法1基礎編(キャリア養成講座5)
藤野薫 三木恒治 世良利和
《品切れ》
800字程度の文章をわかりやすく書けるようになるために編んだ、ワークブック形式のテキストです。
文章を書く場合、「これが正しい」あるいは「これは間違い」という書き方があるわけではありません。個性的な書き方が読み手へのアピールになる場合もあります。ただ、大学のレポートや卒業論文、社会生活での企画書や通信文などで求められるのは、内容そのものの個性やわかりやすさであり、書き方の個性ではありません。読み手が流れのままに読み進めることができ、こちらの意図が正しく伝わるような文章を書くためにはどのようなことに注意するべきでしょうか。 ワークブック形式の本書を使って学ぶことにより、基本的な文章力を身につけてください。
〈 目次 〉
- 文章を読み、要約する − 要約練習で文章の組み立てをつかむ
- 要約から構成へ − 文章の軸を見つけて組み立てる
- 文章を書くときの注意点(1) − 知らないと損をする基本ルール
- 昔話の構成に学ぶ − 誰もが知っている物語の文章化
- 身近な経験の文章化 − 失敗談から教訓を導いてまとめる
- 文章を書くときの注意点(2) − 正確でわかりやすい文章を書くために
- 賛成と反対による文章構成 − 相反する二つの立場をまとめる手法
- 小論文の基本パターン − これまでのポイントを整理し、一つ上の文章を目指す
- 文章表現のまとめ − 800字程度の文章をわかりやすく書くために