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2015年11月3日(火)

 「(笑)いしい商店」に新着漫画がアップされています。タイムリーな手抜き工事ネタもあります。傑作揃いですよ!

 

 どんなに反対しようとも、アメリカとの約束が優先されるということでしょうか。『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』にあった通りです。原発、集団的自衛権、基地の問題と続き、日本の民主主義はボロボロです。加えて「政治的公平」を根拠として何となく触れてはいけない雰囲気が漂い始めています。

 朝日新聞の記事に鈴木拓氏の意見が載っていました。「世の中のほとんどの人に異論を述べる資格なんてない」とありました。「資格」と言われると違和感があります。「覚悟」と置き換えたらどうでしょう。

 

 イエメンの砂漠地帯にサイクロン直撃で洪水が発生しているとのニュース。それでも55年前にもあったということで、温暖化だけではない、一筋縄ではいかない自然の複雑さを感じます。内戦の上にこの被害です。

 

頂いた柿とみかん。どちらも自然な甘さと酸っぱさです。

その下の左2本は昨年の自家採種小豆を連作畝で栽培したもの。

異様な大きさです。

右の2本は今年購入した小豆を連作畝で栽培したもの。

こちらは普通の大きさです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小豆2徒長小豆なので、中身はどうか心配していたのですが

しっかり実が入っています。粒も大きいです。

まだ4鞘しか収穫できていないので

調理してません。

どんな味なのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年11月10日(火)

本:『小出裕章 最後の講演』川野眞治 小出裕章 今中哲二(岩波書店 2015年)

 どんなに反対する国民がいても聞く耳をもたない現政権に対し、がっかりするたびに小出氏を始めとする長年原発の危険性を訴え続けてこられた研究者のことを思います。未だに避難生活を送るたくさんの人がいるわけですが、東電幹部達はどんな日常を送られているのでしょう。伊方原発で万が一の時は政府が責任を持つということですが、今避難している人達への責任はどうなっているのですか。

 60ページのところ。原文ママではありませんが:

 放射線管理区域の外側には1㎡当たり4万Bqを超えるような汚染物体は持ち出してはいけない、というのが法律だった。それを守って研究してきた。

 その管理区域の基準を超えてこんなに広いところが汚れていると、日本国政府が言っている。

 本当はその場所から人々を避難させなければいけないのに、もうどうしようもなくなって、日本国政府はそこに人々を捨ててしまうことになった。

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  岡山市の柳川交差点の南東角に、扇型に横長くて古ーいビルがありました。入るのが怖いようなビルだったのですが、取り壊そうにも権利関係が複雑でどうにもできないと聞いたことがありました。ところが今日通ったらスッキリ更地になっていました。新しい法律の威力でしょうか。この後、どうなるのでしょう。できれば蚤の市や新鮮野菜、手作り食品の市が立つような広場にして欲しいところです。

 

  BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会の意見書に政権幹部から反論が相次いだという記事。こんな反論が許されるということは、政権与党が「お上」であるという意識がまだまだ根強いということでしょうか。

 

 

横山製菓のマシュマロ

 女性達が手作りしたロールケーキやプリン、ゼリーなどを売る素朴な「松田製菓」というお店がありました。わかりにくい場所にあるのに行列ができるほどの人気だったのですが、何年か前に廃業されました。ところが先日、「松田製菓」があった場所からほど近い所で偶然に「横山製菓」「モカロールあります」という看板を見つけました。入ってみるとやはり女性数人がされていて、平均年齢は若くなっているようです。確認はしませんでしたが、確かに「松田製菓」の味です。

 

 スーパーで売っているのとは別物!のマシュマロを買いました。

 

 

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2015年11月17日(火)

本:『原発労働者』寺尾沙穂(講談社 2015年)

 各電力会社の隠蔽体質、下請けへの圧力、その下請けの卑屈さから生まれる労働者への圧力が次々と出てきます。やりきれない思いになります。それでも「生活のため」と受け入れるしかないのでしょうか。本当にそうするしかないのでしょうか。原発 しかない 田舎ならではの、お金をかけずに自力で生きる方法もあるように見えてしまうのはド田舎暮らしをしたことがないからでしょうか。今の世の中、ド田舎でもネットワークと知恵があれば昔ほどの赤貧に陥ることはなさそうに思えますが。

 炭鉱であった過酷でヒトを踏みつける労働がクリーンなはずの原発で現在でも行われているわけです。政治家もわかっているはずなのに。

 160ページ

 本来ものが落ちてはならない核燃料プールには、タバコの吸殻やペンに始まり、さまざまなものが「落ちる」という。 ----- 安い賃金で使い捨てにされる労働者たちのはらいせや怨念が、核燃料プールの底に沈んでいるのかもしれない。

 

 そしてその「落ちた」ものを拾う人たちがいるそうです。158ページ(事故前から働いている人の話として)

プールに入る外人はよく見ました。----- 一回200とか300ミリ被曝するって。白人もいましたよ。一回200万円とか300万円とかもらえるらしいっす。

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 (笑)いしい商店にまた新作がアップされています。今回のは私にはちょっと難解です。「大後悔」は笑えました。このところちょくちょくアップされていて、嬉しい限りです。

 

  それにしてもパリの同時多発テロには驚愕しました。4カ所で8件の銃撃とは。どこかで阻止はできなかったものでしょうか。計画は組織的であっても実行段階では個人で動かれたらどうしようもないということでしょうか。随分前から、就職活動していてもアラブ名だと面接もしてもらえないということがニュースになっていました。このように差別される中で、承認されたいという欲求が膨らんで恨みに変わっていったわけで、もはやイスラム教というのは口実に過ぎないというニュース解説を聞きました。オウムに絡め取られていった若者と同じでしょうか。

 少なくとも空爆で解決できるとは思えません。世界には今回のパリの状況が日常茶飯事の地域がたくさんあり、ヨーロッパにもその責任があることを認め、排除することでは問題は解決できないと知るべきではないでしょうか。生まれた以上、どんな人もどこかに場所が必要です。「ここから出て行け」では終わらない。

 

 もう何十年も前から沖縄では基地を何とかして欲しいという声が根強くあったわけです。それをお金でなだめてきた。政権には「此の期に及んで」という気持ちはあるにしても、「うるさい! アメリカとの約束が優先じゃ!」と言わんばかりの(多分色々な利権もからんでいるのだと想像できますが)やり方はいかがなものでしょうか。せめて地位協定をなくすとか、何か政権のしんどい努力を必要とする譲歩の仕方がないものでしょうか。

 

 

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2015年11月24日(火)

 (笑)いしい商店にまたまた新着あります。クリニックの顔が何ともいえないっす! ウマイなー。まさかミャンマーがダジャレになるとは! 

 

  パリでは恐怖心はもちつつ、できるだけいつもと同じように生活しようと努力しているそうです。でも地下鉄を避けてバスや自転車に乗ったり、歩いたりする人もいるようで、「これまでのように何も考えずに生活できるようになるだろうか」という声もありました。実行犯は必ずしも貧困層に属する若者ではなかったようですが、ISの何がフランスで教育を受けた彼らを惹きつけるのでしょう。

 

 トルコがロシアの戦闘機を撃墜したというニュース。関係国が相反する主張をすることはよくあることですが、この後どうなるのでしょう。

 

 橋下氏も最近はね…。それにしても大阪維新の会とか維新の党とか、ややこしい。いい加減にして欲しいところです。

 

 今週は久しぶりに小説を手にとってみましたが、どれも面白くなく、途中でやめました。映画も途中で寝てしまいました。寄る年波で、根気がなくなっているからでなければ良いのですが。

 

 

朝露に縁取られた三つ葉です。

スーパーで売っているように

茎が長くなりません。

とりあえず2枚だけ収穫して

お味噌汁に入れてみたら

風味と味はしっかり三つ葉らしいものでした。

肥料不足でしょうか。

 

 

 

 

 

(ホームページ担当:藤野)

 

 

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