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2015年12月1日(火)

  とうとう12月になりました。何度12月を迎えてもいつも反省するばかり。死ぬまでこの調子…にしないよう、何とかしなければといつものように思います。

 

 (笑)いしい商店にまたまたまた新着あります。このところチョクチョク更新されているのでHPを覗くのが楽しみです。カメラネタの4コマ目のセリフのないこーゆーポーズ、良いんだなー!

 

 近辺の若い人には、エネルギーを自由に使う便利な生活ができなくなることに対する抵抗感が強いようで、原発も致し方ないという声をよく聞きます。COP21が開催中ですが、個人がどこまでエネルギー消費を減らせれば何とかなりそうなのか、具体的に示して欲しいです。たとえば皆が囲炉裏で調理をしたり暖を取るようになったとしたら、森林資源は維持できるのでしょうか。田舎の一軒家に住んでいたら色々対策を練ることはできそうですが、マンション暮らしではどうにも…。給湯器の具合が悪いのですが、メーカーの言うなりに交換する以外にないのが悔しいです。

 

 今年二番目に売れた本が『フランス人は10着しか服を持たない』だとはかなり意外でした。私も読んでみましたが、タイトルで買った人が多くて「売れてる」ことになっているのかと思っていました。でも、それほど売れたということは内容的にも多くの共感を得たということでしょうか。同じようなことが書いてある日本の本は昔からたくさんあるように思うのですが、「アメリカ人が見たフランス人」というところが受けた理由でしょうか。

 

たわし

このところ、寄る年波で

死ぬまでには職人技が光る日用品を使ってみたい

と思うようになり

先日は紀州産棕櫚束子を購入しました。

2,916円+送料650円

高価ですが、柔らかくて繊維1本1本の並びがとても美しい。

隅まで汚れが落ちるし、拭き忘れた油汚れも洗剤不要、きれいに落としてくれます。

難点は、こびりついた汚れは落ちないことと(「焦げ」ではありません)、

残念ながら何種類も買えないので口が狭い瓶などには使えないこと。

長持ちさせるよう、大切に使おうと思います。

 

 

 

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2015年12月8日(火)

  今年は柚子をたくさんいただきました。皮がふにゃふにゃになったものはお風呂に浮かべてじっくり浸かると、温もるとともに手荒れに効くように感じるのは気のせいでしょうか。

 

  京都出町柳「ふたば」の豆大福を初めていただきました。朝から長蛇の行列ができる和菓子店です。賞味期限が当日のみなので、辛抱強く待っても大量に買う人はほとんどなく、わざわざ買いに来た人皆で分け合うという感じがしました。お餅、餡、豆の味とバランスも良く、大きさを考えたらお値段も良心的でした(翌日百貨店で見かけた他社の大福と比較)。栗大福の栗を甘く炊いてないのが意外でしたが、それもアリです。来年栗をもらったら甘く炊かない栗の大福作りに挑戦してみようと思います。

 

 アメリカの超大型客船が接岸できる港が日本にないのだとか。それほどに観光客が来るとは予想できなかったですから。インドに新幹線が輸出できるのか、インドネシアでの失敗があるだけに関係者の胃はキリキリしていることでしょう。受注できたとしたらどんな裏事情があるのかなどと想像してしまいます。北京の大気汚染が深刻です。中国人の友達が「子供が白い服で出かけると、帰宅したら灰色になっている」と言っていたのはもう20年も前です。

 

冬の苺

 スーパーでは大粒の苺が並んでいます。

確かにクリスマスに苺のショートケーキがあると

嬉しいわけですが…。

先月末の畑でこんな姿を見せてくれていた苺は

受粉してくれる虫も少なく、やはり寒いせいでしょうか

その後うつむいてシナシナとなっていました。

まさに「ガッカリ」と言っているような姿でした。

 

 

 

 

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2015年12月15日(火)

 

 軽減税率はややこしそうです。選挙対策のために妥協したようですが、有権者として彼らが何をやっているのかしっかり見ておかなくてはいけません。

 

 何で見かけた文章だったか、大戦中南方の戦地から生還した人が「いい人、思いやりのある人は皆死んだ。ずるい奴、己のことしか考えない奴が生き残った。自分も含めて」と言っていました。ほぼ同時期にアウシュビッツを生き延びた人も同じようなことを言っているのを読みました。でも戦争になっていなかったら彼らもそんな自分を見ないで済んだに違いありません。破天荒だっただけに野坂昭如氏の非戦の思いが響きます。水木しげる氏も修羅場を経験した一人でした。

 

冬の苺2

先週に引き続き、苺です。

このところ暖かかったせいか

花がいくつも咲いていて

こんな実になっているのもありました。

果たして赤くなるのか?

 

 

 

 

 

 

 

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2015年12月22日(火)

 (笑)いしい商店に新着作品アップされています。ROCAちゃんです。なんか、髪型と衣装が色っぽいです。朝日新聞のチャリティ美術展に出品されるののちゃん4コマも小さく掲載されています。名古屋と大阪で開催されるそうです。

 

 この予算案は何なんでしょうか。莫大な借金を抱えているのに、過去最大の数字だそうです。国債の発行は減らすつもりだそうですが、では足りない分はどうするのでしょう。原発、ロケット、新幹線の輸出で何とかなると? 行き着く先は兵器産業なのではないかと心配になります。いずれにせよ、銀行や大企業は「混乱を招かないように」と救済され、庶民が犠牲になる将来が見えるようです。

 新国立競技場が決まりました。もともと高い予算内に収まるでしょうか。

 

 人工衛星を打ち上げたアメリカのロケットが、使い捨てられることなく無事に陸地に降りてきた映像を見ました。細長いロケットがすっくと地上に立っていました。再利用されるそうです。

 

本:『京都ぎらい』井上章一(2015年 朝日新書)

 著者の略歴に「京都府生まれ」とあります。れっきとした京都市右京区の生まれであるにも関わらず、なぜ「京都市」と書かないのか。そこには洛中人のいけず魂に対する反骨心があったのでした。ホント、そうなんですよねー。江戸時代から代々の江戸っ子だって同じようなところがあるのではないかと思うのですが、恐らく京都人の方がいけず度は高いでしょう。著者独特の言い回し、漢字を使わないことや読点の打ち方がちょっと気になって読みにくいところはありますが、微妙な立ち位置が面白かったです。

 ハゲとデブだって差別用語なのに平気で使われるのと同じように洛中人は洛外人を差別する。そうなんです。感じ悪いんです。信長があの時、なぜ本能寺にいたのか。本能寺を京都での常宿にしていたからで、当時は武将たちを泊めることのできる規模の宿泊施設がなかった、とのこと。そんなこと気にしたこともありませんでした。お寺の美しい庭もおもてなしの一つだったわけで、禅の奥義との関連はあとづけの屁理屈だ、と断罪します。私も京都で袈裟着用の僧侶が、女性が接客する酒席にいるのを見たことがありますが、東京ではあり得ないことなんですね。

 以前に出版された著書の索引で 「七七禁令」を「ひ」のところに入れたそうです。

 私のこしらえたこの索引案に、しかし東京の編集部は、強い拒絶反応をしめした。どうして、七七禁令を、非常時とヒトラーの間に、はさむのか。これは「しちしちきんれい」であり、とうぜんサ行のところに記載されるべきである。けっこうえらそうに、そう要求してきたのである。(p.213)

 思い出しました! そういえば学校で「七は『ひち』ではなく、『しち』が正しい」と教わり、「えっそうなんや」と思ったこと、それ以後素直に従ったことを。そして著者は国語辞典を調べ、「しち」が正しいとみなされていることを知ったのです。

「ひち」は方言でしかないことを、思い知らされたのである。人生行路のなかばへ、さしかかったころに。

 この本で「上七軒」のルビがどうなっているか、確認できていません。

 

帽子

夏の終わりにイオンモール岡山で見つけた帽子です。

売れ残りの1個だったようで、ナント税込270円で買いました。

ところがこれが私にとってとっても具合の良い帽子でした。

後ろのゴムのギャザーのおかげで頭にフィットし

自転車に乗っていても、強風でない限り

脱げません。

先日被ったら、さすがにもう寒く感じて

毛糸の帽子と衣替えをするべく、洗濯の後詰め物をして

押入れに片付けました。

 

 

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2015年12月29日(火)

 バタバタしているうちにまた一年が過ぎて行きます。「従軍慰安婦 日韓合意」とはいえ、このまますんなり行くでしょうか。安保、原発、基地問題で、政府の強引さというか、独立国になれていないことのやるせなさを感じた年でした。オリンピックは本当にめでたいことなのか、不安が募る年の瀬です。

 少しでも良い2016年になりますように。

 

 

(ホームページ担当:藤野)

 

 

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